「 水道局指定店 」って何?マグネット広告のちょっとした違和感

@らんだむ
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ポストに入っている水道修理のマグネット広告。
「 水道局指定店 」と書かれていると、なんとなく安心感があるような気がしますよね。
でも、よく見るとその会社、自分が住んでいる自治体とは違う場所にある。
「え?水道局って自治体が運営してるんじゃないの?なんで他の市の会社が“指定店”なの?」
そんな疑問、持ったことありませんか?

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「水道局指定店」ってどういう意味?

まず、「水道局指定店」という言葉の正体から。

これは正式には「指定給水装置工事事業者」という制度で、
各自治体の水道局が「この業者はうちの水道管工事をしてもOKですよ」と認可した業者のことです。

つまり、「○○市水道局指定店」とは、
その市の水道局が「うちの給水設備工事をしてもいいよ」と許可した業者。

ただし、ここでポイントなのは

・指定を受けるのに特別な技術力が必要なわけではない
・複数の自治体から指定を受けることが可能
・広告に「指定店」と書くこと自体は合法

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違う自治体の会社でも「指定店」になれる?

はい、なれます。

たとえば、神奈川県○○市に住んでいる人のポストに
「○○市水道局指定店」と書かれた東京の会社のマグネットが入っていても、
その会社が○○市の水道局からも指定を受けていれば、問題はありません。

でも、広告には「○○市水道局指定店」としか書かれていないことも多く、
「自分の市の指定店なのかどうか」がわかりづらいのが実情です。

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「指定店」=安心?ではない理由

「指定店」と聞くと、なんとなく「市が認めた安心な業者」と思いがちですが、
実際には以下のような注意点があります。

・指定は「給水装置工事ができる」というだけで、料金やサービスの質は保証されない
・トラブル対応や価格設定は業者ごとにバラバラ
・中には「指定店」を強調して、高額請求をする悪質業者も存在

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じゃあどうすればいいの?

水道トラブルが起きたときは、慌てずに以下のステップを

1. 自分の市の水道局のホームページで「指定業者一覧」を確認する
2. 複数の業者に見積もりを取る(電話だけでもOK)
3. 「出張費」「作業費」「部品代」などの内訳を確認する
4. 口コミや評判もチェック(GoogleやSNSなど)

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まとめ

「 水道局指定店 」という言葉は、
あくまで「その自治体で給水工事ができる資格がある」というだけ。
それ以上でもそれ以下でもありません。

広告の言葉に惑わされず、
自分の住んでいる市の水道局が認めた業者かどうかを確認することが、
安心・納得の修理につながります。

もしこの記事を読んで「うちにもマグネット広告いっぱいあるな…」と思ったら、
一度、冷蔵庫のマグネットを見直してみるのもいいかもしれませんね。

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