からあげ店が増える理由とその歴史

最近、からあげ店ブームと言われているほど多くの店舗が出店しています。からあげ店もファミレス系から飲食店、持ち帰り店舗など多彩な業務形態になっています。そんなからあげ店を調べてみました。

からあげ店多い理由
からあげの発祥は？
からあげのバリエーション

からあげ店多い理由

からあげは、好きなおかずのランキングで上位に入っています。これは、老若男女問わず人気が高いおかずで、スーパーやお惣菜店、お弁当屋さんの定番メニューと言えます。どこでも量が多くて安いという点も人気と言えます。

店舗が急激に増えたのは新型コロナウイルスにより、店舗での営業が制限されたこともありテイクアウトスタイルの店舗が多くなっていたことがあります。

店舗を運営するに当たって、調理器具（フライヤー）と簡単な器具があれば開業ができるので開業するに当たっての支障が少ない点があります。テイクアウト店であれば、広い敷地を必要としないことも、店舗が増えた要因と言えます。

また、食材の原価が比較的安い鶏肉で、海外からの輸入でも対応できることで、価格を抑えられることで人気がでたと言えます。

自宅で揚げ物を行うと、準備や後かたづけがあることもあり、お気楽に購入できるおかずとしてブームを後押ししたことが言えます。

からあげの発祥は？

からあげの発祥を調べると、大正14年、東京銀座の三笠会館で販売されたことが起源とされています。その起源を辿ると、中国から「ザーチー」として伝わったようです。これが、「ざんぎ」とも呼ばれている由縁となります。

最近では、大分県中津市がから揚げの聖地とも言われています。養鶏場が多くある地で、第二次世界大戦後に旧満州からの引揚者が調理方法を伝授したことが由縁となります。

からあげのバリエーション

からあげの味付けは、定番からチキン南蛮、甘辛タレなどのバリエーションがあります。バリエーションが多いことで、飽きることなく購入ができると言えます。

からあげは小麦粉、竜田揚げは片栗粉を衣に使用します。竜田揚げは奈良県竜田川が由来の様です。発祥は、和歌山県の鯨の竜田揚げが発祥になっているようです。

さいごに、からあげ店が多い理由は、納得できる点が多いです。から揚げというと、定番の味が想像できますが独自の商品を販売することで、さらなる人気店が登場することになると思われます。しばらくこのブームは続くと言えますが、多すぎる店舗がどんな変遷をたどるかが気になります。からあげ店が多すぎるとブームになっていいですが、新たなブームが登場することにつながるかもしれません。