プロ野球 を見ていると、投手は中6日の登板間隔で先発登板することが多いです。昔は、「3本柱」という先発投手3人のローテーションで試合が行われていました。なんで、中6日が採用されたのか?調べてみました。
先発投手のローテーション
メジャーリーグでは、中4日で投手が登板するのが主流となっています。試合数も多く出場登録選手も少ないことで、少ない先発投手陣で連戦を重ねることで試合を行っていきます。ただし、投手の肩を守るために100球という制限を持たせた管理が徹底されています。
昭和の時代、日本でも中4日で先発投手3人で「3本柱」という言い方をしていた時代もありましたが、ある投手が「投げすぎで肩を壊す」ということを端に、先発投手の登板間隔が開くようになってきたようです。
90年代から「中6日」が主流となって今に至っています。
中6日が採用された理由とは?
日本のプロ野球(NPB)では、現在中6日で先発投手が登板することが多くなっています。中6日と言うことは、翌日から数えて6日後に登板することになります。例えば、日曜日に先発した人は、次の日曜日に登板するというほぼ曜日固定での先発になります。
チームによって、中6日以上の間隔をあけて登板させるチームもあるようですが、ほぼこの登板間隔になっています。先発投手は6人揃えておく必要があります。
プロ野球(NPB)の日程で見ると、「火曜日~木曜日、金曜日~日曜日」で対戦相手が変わる日程で組まれています。月曜日は休みなので、よっぽどの事情がないかぎり試合は組まれません。
もし、先発投手を5人でローテーションすると、月曜日の休みの関係で、先発投手は、中4日~中6日で登板間隔が一定でないこともあるので調整が難しいのかもしれません。これは7人ローテーションでも同じことが言えます。投手の調整のし易さで、この間隔の中6日が採用されたと言えます。
先発投手の1週間のスケジュール
日曜日に先発する投手の1週間の予定。
試合日程や雨天中止などで、先発登板がズレることがありますが、ほぼこの予定です。
曜日が固定されるので、調整しやすいと言えます。
日曜日:試合出場(先発登板)
月曜日:軽い調整
火曜日:休養
水曜日:ピッチング練習
木曜日:調整
金曜日:ピッチング練習
土曜日:ノースロー調整
日曜日:試合出場(先発登板)
さいごに、プロ野球の投手は、時代と共に肩を労わることにも重点が置かれてきました。試合日程と調整のしやすさで中6日が採用されたと言えます。プロ野球で、従来の投手記録と「中6日」がもたらす登板機会が減少した記録が比較対象にならないことも気になります。
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