日々の入浴で体を洗うとき使用するものとして、固形 石鹸 と液体 石鹸 があります。どちらを購入すべきか迷うこともあります。固形 石鹸 と液体 石鹸 で違いを調べてみました。
石鹸の歴史
古代ローマ時代に、サーポの丘で作られたのがソープの語源になったようです。サーポの丘では、神殿で羊を火で焼いた時の脂肪が固まったものが石鹸の起源となっています。
日本では、鉄砲伝来と同時期に種子島に伝わったとされています。しかし、高級品の扱いで現代のように庶民で使うことができなかった時代がありました。
18世紀以降、製法の革新が起きルブラン法、ソルベー法を経て、食塩水をもとに電解ソーダ法という手法で作成されています。工業化が進むことで、庶民でもお手軽に入手できるものになったようです。
固形石鹸の特徴
固形石鹸の原料は、天然油脂とアルカリからできているので、弱アルカリ性の性質を持ちます。体の皮脂は酸性なので、洗うことで中和される特徴があります。体にやさしい素材と言えます。
水を使って泡立てる必要があるので面倒な点もありますが、液体洗剤より高い洗浄力をもっています。
液体石鹸の特徴
液体石鹸の原料は、脂肪酸カリウムを主成分としているので水溶性でもあります。成分で見ると石鹸としての成分は少ないですが高い洗浄力を発揮するようです。
時間をかけて泡立てる必要がない点や肌への刺激は、固形石鹸より少ない利点があります。
ほとんどが弱アルカリ性ですが、ハンドソープでは弱酸性のものもあります。汚れの状態や肌への負担を考慮して選ぶのが良いようです。
石鹸の香り
石鹸の香りも以前に比べて多種になっています。最近では香水、アロマ、シトラスなどの香りが販売されていますが、従来から販売されている香りに関しても世代によって人気が異なるようです。
1日の疲れを癒す瞬間でもあるので、香りに関しても拘る方が多いようです。
固形石鹸の保存方法
液体石鹸は、ポンプに入っていることが多いので、保存に関してあまり気にすることはないですが、固形石鹸は、保存方法によって石鹸が小さくなってしまいことがあります。使用後、水分をなるべく取って、乾燥しやすい容器や場所に置くことが良いようです。また、雑菌が繁殖しやすい環境でもあるので、気温が高い時期は注意が必要です。
さいごに、固形石鹸、液体石鹸のメリットとデメリットを把握することで使い方を変えることができます。気分を変えたいときや、香りで入浴タイムに変化が得られるかもしれません。たかが石鹸ですが、充実した生活のワンポイントになるかもしれません。
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