ネット、メディアやテレビなどで、「 枕ことば 」と言われていることが気になります。
なんとなくスルーしていたけど、よーく聞くと???(変なこと)があります。なんで、そんなことを言っているのか?スルーしてもいいようなことなんですが、気になる点があるので書いてみました。
「天気が下り坂」と言われたけど???
天気予報で晴れから雨になるときに、「天気が下り坂」って表現が使われます。逆に雨から晴れになるときは「天気が回復」という表現になります。逆の表現なら「上り坂」が妥当と言えます。
この「下り坂」は、どれぐらいの傾斜をイメージすればピーンと連想できるのかもわかりません。なんとなく曖昧なイメージを持たせる感じのようですが、「雨 = 下り坂」という表現が曖昧すぎるのでは、、、
日常生活でみた時、お腹が不調の表現の「下る」が使われているなら、「回復」もなんとなくわかるんですけど。。。
野球で「軍配」はおかしいのでは?
メジャーリーグの日本人対決のシーンが気になります。たまたまの瞬間で「軍配は、XX選手。」っていう表現。軍配が登場したわけでもないし、相撲じゃないし、個人プレーの戦いでないし、、、チームプレーでの勝負だと思うんです。
例えば、日本人対決で送りバントの時、どんな表現になるやら?送りバントが成功したなら、作戦的に打者に「軍配」でもいいような???四球、死球ならどっちに「軍配」なんだろうか?
わかりやすい状態の「ヒット」か「アウト」だけで言っているのであれば、いらないのでは、、、
「日本人対決、軍配」このキーワードが、最初から原稿に用意されているんですかね。スポーツ関連では、ほかに「圧巻」も気になります。
食事中「舌鼓」打ってる?
「舌鼓」の読み方は、紛らわしいことで誤読しやすいです。「したづつみ」と言われていることもありますが、「したつづみ」が正しい読み方らしいです。ニュースで食べ物がでた時の締め言葉、「美味しくて、”舌鼓”をうちました。」が気になります。
実際、「舌鼓」打ちながら食べている人がいるなら、「そーなんだ。」って思うんですけど、そんな人いないのでは???昭和の原稿、令和の時代でも、そのままで使っている感じがします。
「舌鼓を立てる」・・・子供の頃、食事のマナーが悪いと言われたことがあります。そんなことがあったので、とても下品で気になります。
「舌鼓」には、おいしいものを食べた時の表現と共に、「舌打ち、不満」という意味もあります。イメージ的に、「おいしい」と言うことですが、この表現、いつまで続くやら。。。
さいごに、いつも見たり聞いたりしているワードですが、なんとなくわかった感じだけでスルーしていることが多くあります。よく考えてみると不思議な表現も多々あり、気になることでもあります。これらのニュースに対して、新たな「 枕ことば 」の登場に期待したいです。
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