ウルトラマン を知らない人もいらっしゃると思います。また、懐かしいと感じる方もいらっしゃるかと思います。 ウルトラマン は、わかるけど、帰ってきた ウルトラマン って一体どう理解すればいいんだろう???
そんな疑問を持つようなことがありました。この点について調べてみます。
ウルトラマンと帰ってきたウルトラマンってなに??
ウルトラマンは、1966年~1967年にかけて円谷プロが制作した特撮ヒーローもののテレビ番組です。
怪獣が登場して、ウルトラマンが退治するストーリーで最終的に必殺技が一番の見せ場になります。子供にとって、この当時はヒーローだったと言えます。
帰ってきたウルトラマンは、1971年~1972年にかけて同じく円谷プロが制作した特撮ヒーローものでウルトラマンのシリーズ番組になります。
約5年後に、「帰ってきた」と言うことは、現在で言うと1作目の映画がヒットした時、2作目に「2」をつける感じと捕らえることができます。
ウルトラマンは、3分しか戦えない
ウルトラマン最大の見せ場、怪獣との対決では、「地球上で3分間しか戦えない。」という制限時間があります。
3分間には、こどもが集中する時間も考慮されているのかもしれません。直ぐに必殺技で終わってっもいいようなこともありますが、敢えて直ぐに必殺技を出さないことでヒーローとしての位置づけを印象付けたと言えます。
この時間は、ボクシングの1ラウンドを参考にしているようで、この時間を超えるとエネルギー切れを起こしてしまうとか。。。
エネルギー切れでも飛んで帰っているし、隊員が変身なら逆変身でないし、戦ったあとウルトラマンに変身する隊員は普通に地球上にいるし、M78星雲は地球から300光年の距離にあるし、、、
大人が見ると突っ込みどころが、気になってストーリーに集中できなかったり。。。そんな程よい時間の3分間なのかもしれません。
ウルトラマンと帰ってきたウルトラマンは、同じ人物でないの?
約5年後に、「帰ってきた」、、、ならば「ウルトラマン = 帰ってきたウルトラマン」のはずでは。。。
疑問に感じた点として、ウルトラマンシリーズの集合写真を見る機会があって、ウルトラマンと帰ってきたウルトラマンが別人物で並んでいました。
もし、「寅さん」シリーズで、「帰ってきた寅さん」が別人物だったら、イメージが違うので苦情が来るのでは、、、
5年と言う期間で、夢中になっていた人たちも記憶や思いが薄れていたのかもしれません。ウルトラマンと帰ってきたウルトラマンは別人だったことが、衝撃的ともいえます。
マーケティング面で誕生した「帰ってきたウルトラマン」
帰ってきたウルトラマンのストーリーでは、当初ウルトラマンが帰ってきたという設定で同一人物でしたが、マーケティング面を踏まえた、スポンサーさんの意向で別人になったようです。
ウルトラマングッズを持っていた子供に対して、帰ってきたウルトラマンは別物なのでグッズを購入させることで新商品の売上に直結する戦略と言えます。
それ以降に登場したウルトラマンは、ウルトラマンA、ウルトラマンタロウ、ウルトラマンレオなど名前が異なって、この紛らわしさが解消されるようになりました。
さいごに、マーケティング面で見ると、既存商品であっても新商品の陳腐化を防ぐため常に新商品が必要であり、新商品の良いイメージの印象付けが求められます。
現在、ネットでは、トラッキングという手法で、対象となる人に該当する広告を表示する方法がとられていますが、印象に残る商品があったなら、マーケティング手法の術中にはまってしまったのかもしれません。
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