偏食は好き嫌いと違う？大人の偏食のメカニズムと改善策

大人になって偏食の方がいらっしゃいます。一緒に食事に出かけても食べるメニューに困ることも多々あります。偏食が起きる状態について調べて見ました。

偏食が起きる原因

小さいお子様において偏食が起きる原因は、以下の3点が考えられます。
最初に口にしたときのファーストインプレッションが大きく影響しています。

・口腔機能が充分に発達していない
・食べ物の食感が敏感で受け付けない
・消費エネルギーが少ない

こどもの頃に食べた時にうまく飲み込めないような嫌な味、不快感があると受付けないことにつながります。大人になっても、食べられないものを口にしたときの経験があり、成長していくにつれて偏食となります。

偏食と好き嫌いは同じと言われがちですが、厳密に見ると異なります。偏食は栄養面での偏りを言い、健康面での影響が出ることを指します。例えば、偏食は魚全般が苦手で食べられないことを指します。

好き嫌いは、特定の食べ物だけが苦手で、一部の食べ物だけは食べられるということで、ほかに栄養を補えることを指します。例えば、魚が苦手だけど、特定の料理方法なら食べられることを指します。

偏食の激しい人と食事をすることになると、困ることが多々あります。どんな状況下で支障が出るのか調べると以下の点が考えられます。

・結婚での食生活
・就職して会社の同僚・上司との飲食
・飲食店が限られた状況下での飲食
・選択の余地がないような取引先の社員食堂

偏食する人は、性格的に、「わがまま」「甘え」ということが考えられます。ほかに、家庭での食生活でバランスが良い食事を心がけていないこともあります。

大人になって、何かしらのきっかけで克服することもありますがたやすいことではないようです。
苦手と言う先入観を一旦忘れて、取り組むことで克服できるようです。
食べられないものを少量から食べていくことが必要です。徐々に慣らしていくことで克服へつながると言えます。

こどもの頃の食生活がポイントになります。苦手となる意識を持たせないような食育をある程度成長するまで親身に指導することが大切です。苦手意識を持たせないことで、偏食を無くすことができます。

さいごに、大人でも偏食の方はいらっしゃいます。偏食は、栄養のバランスが崩れていることもあり健康面で不安となることもでます。生活習慣病になりやすい体質となるので、気を付けていきたいものです。