ダイエットで聞くキーワードで「 炭水化物ダイエット 」というダイエットがあります。炭水化物を摂らないダイエットってどんな影響があるのか調べてみました。
炭水化物と言うと
炭水化物は、主食で登場することが多いです。ご飯、パン、麺類などは、主成分が炭水化物となっています。成人で1日当たり、250~325グラムを摂取することが理想と言われています。カロリー換算で1000キロカロリーから1300キロカロリーとなります。
ご飯1合の炭水化物は120グラム、カロリー換算で540キロカロリーなので1日にご飯2合程度が理想的な食生活になります。
炭水化物ダイエットのやり方
炭水化物ダイエットは、ご飯、パン、麺類の炭水化物を食べないで、ほかのもので補う方法になります。
炭水化物を摂らないと、体でエネルギー不足となり体の中性脂肪が分解されてエネルギーとしてケトン体が生成されます。
ケトン体は、血液で循環することで、脳や筋肉で使用されブドウ糖を生成することになります。このブドウ糖が体に必要なエネルギーとして使われます。
これがうまく循環することで、痩せることになります。
ケトン体が進むと、尿にケトン臭という腐った柿や熟したリンゴで発せられる独特のニオイがします。
炭水化物ダイエットの期間
効果が出るのは、個人差もありますが、2週間以上継続した時から効果が得られます。遅くても3ヶ月以上で効果が現れ始めます。
効果が現れ始めると、エネルギー不足から集中力が低下することもあります。また、数週間経過すると便秘の症状が現れはじめまる。
炭水化物ダイエットは、危険なダイエット
炭水化物ダイエットは、主食となる食べ物を摂らないので、痩せる効果以上に危険なこともあります。
空腹状態が継続するとストレスで日常生活に支障がでたり、血糖値が低下することで低血糖症状が出ることもあります。
炭水化物の代わりに、高脂肪の食べ物、動物性脂肪を増やすと悪玉コレステロールや飽和脂肪酸が増えてしまうので、からだに影響が出るとされています。
炭水化物ダイエットは、リバウンドしやすい
炭水化物ダイエットをすると、痩せることにもなりますが、リバウンドしやすいダイエット方法とも言われています。
完全に炭水化物を抜いた食生活では、空腹感から間食が増えたり生命の危険性が出てきます。
食生活でも炭水化物だけを抜くことだけを意識していると、栄養バランスが崩れて基礎代謝量が減って痩せにくい体になります。
さいごに、炭水化物ダイエットは容易に始められそうなダイエット方法と言えますが、知識が乏しいとリバウンドにつながり、かえって肥満になるダイエット方法かもしれません。炭水化物ダイエットは、正しい知識をもって行う必要があるダイエット方法と言えます。
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