ノート の右上に“Date”って、誰が使ってるの?──コクヨが仕掛けた“構造化の罠”

@らんだむ
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コクヨの大学 ノート 。
学生時代から社会人まで、誰もが一度は使ったことがある定番アイテム。
でも、ふと気づく。右上と左上にある “No.” と “Date” の欄──これ、使ってる人いる?

ページをめくるたびに現れるこの欄。
「日付を書くの?」「番号振るの?」「1ページ1日分なの?」
──そんな疑問が浮かぶけれど、実際には空欄のまま使っている人がほとんどではないだろうか。

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この欄、何のためにあるの?

1. 情報整理のための“構造化ガイド”

・「Date」=記録のタイムスタンプ
・「No.」=ページや案件の識別番号
・→ 本来は1ページ1トピック/1日分の記録を前提とした設計

2. ビジネス用途・研究用途を想定した設計

・会議メモ、実験記録、業務日報など、時系列で管理する用途に最適化
・学生向けというより、社会人・研究者向けの構造設計

3. UX的には“使う人を選ぶ欄”

・書く人のスタイルによっては、まったく使われない
・でも、使う人にとっては安心感と整理感を生む“導線”になる

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実際どう使われてる?

・使ってない派:「欄があるけど、気にしてない」「空欄のまま使ってる」
・使ってる派:「日付を入れて記録管理」「No.で案件やテーマを整理」
・UX的には、“使っても使わなくても成立する”設計になっているのがポイント

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UX視点で見る“欄の存在意義”

要素 UX的役割 納得感のポイント
Date欄 時系列の整理 書いた日を記録することで、情報の鮮度がわかる
No.欄 識別・分類 ページやテーマを管理しやすくなる
空欄でもOK 柔軟性 書き手のスタイルに合わせて使える自由度
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まとめ

コクヨの ノート にある「No.」「Date」欄は、
使う人によっては“無視される存在”だけど、
構造化・納得感・安心感を求める人にとっては、情報整理の起点になる。

つまりこれは、“使われなくても意味があるUX”。
欄があることで、「書くことの構造」を意識させる──
それが、コクヨのノートに込められた静かな設計思想なのかもしれない。

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